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白い指先と甘い吐息
第2章 じらされて
車はファミリー向けの赤いミニバン。

助手席には悟、その後部座席になつみは座った。

「先生の家はどちら?」

「神社の近くの、コンビニの上のマンションです。わかります?」

「はい 了解」


すると、貴史がバックミラーをなつみに合わせ 
ちらちらと後ろを見ているのに気がついた。


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