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第27章 亮

そして手術の日が来ると亮は手術室で手術をし、術後の様子のためまだ入院していた。黒谷が言うには手術は問題なく終わり綺麗に出来たとの事だった。亮のへその下に漢数字の六のように縦に茜様のとあり、横にslaveその下にカタカナでリオと文字がインプラントにより浮き出ていた。1文字のサイズは縦横2cmほどだった。亮はてっきり刺青を入れられると思っていたのでこれにはさすがにびっくりしていた。すると茜から電話が鳴るので亮は対応する。茜が『今、黒谷から送ってもろた画像を見たけど、エエやんか。これでホンマにウチのモンやで』と亮に言った。亮は「てっきり、刺青だと思っていました」と言うので茜が『それだと他にも居るやろうからウチはインプラントにしたんや』と笑いながら言った。茜が言うように刺青や焼きごて等で奴隷の証としてしている者のは見る事があるがインプラントによる証は亮はまだ見た事がなかったのでそれでびっくりしていたのだ｡亮は茜に「茜様、ありがとうございます」と礼を言った。茜は『戻って来たら店のオリジナルDVD の女優デビューが待っているわよ』と言うので亮は「えっ、それだと仕事が…」と言うので茜は『フフ、DVD では全頭マスクを着けさせるから仕事に影響は無いわよ』と答えた。亮は「わかりました」と答えた。茜は電話をしながら犬の頭に似せた全頭マスクをデザインしていた。その横にはあの飾りで牝と犬とあった。
そして亮に茜が『ホナ、もう切るで』と言って電話を切った。亮は黒谷に用意された入院着をほどき、自分の下腹部を見て改めて自分が茜の奴隷になれたんだと思っているとドアをノックされたので亮は身だしなみを戻して返事をすると黒谷が入って来て『茜はんも気にいってくれたみたいでワイも嬉しいワ』と言ってきた。亮は「はい、さっき茜様から電話が来ましたので」と返すと黒谷が『ホンマ、あんさんが羨ましいワ、あの茜女王様の専属奴隷やからな…』と言ってから『ワイもこうして茜女王様との繋がりがあるだけでも、幸せモンやけどな…』と言って笑う。そして亮に『もし、体に違和感があるなら、言うてな？』と言うので亮は「大丈夫です」と答えると黒谷は部屋を出て行った。