この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
新体操顧問の秘密のレッスン
第39章 パーティーの後 宮内

姿見を見ている宮内に紅葉が『ウチのモデルとして雇いたい位だわ。勿論、ちゃんと報酬を出すわ』と言うと柚希が『マキちゃんは今はあの店だけの収入なの?』と宮内に聞いたので宮内が「そうですけど、やっぱり顔が出るのは…」と二人に言うと柚希が『じゃあ、顔は仮面等で隠しちゃえば?』と言うと紅葉も『そうね、服のイメージにあった仮面や、アイマスクなんかでね。どうかしら?撮影も簡単なものだから半日で終わるし、1回の撮影で諭吉を二人出すわ』と宮内に言う。宮内は茜の店での収入でも余裕で生活はできていたので「あの、少し考えさせてください」と紅葉に言うと柚希が『それもそうね。紅葉、頼んだ物が出来上がった時にでいいかしら?』と言うので紅葉が『じゃあ、1ヶ月後ね。それから今、身に付けている物は私からのプレゼントにさせてもらうわ』と柚希に言うので柚希が紅葉に礼を言うので宮内も遅れて礼を言うと紅葉が『プレゼントしたからモデルをしなきゃダメって事は無いから、誤解しないでね』と宮内に返した。そして紅葉と別れて車に乗る。宮内はまだ先ほどの服のままだ。柚希が車内の時計を見ると23時を少し回った所だった。柚希が『さてとマキちゃんは今日からウチに住むのだから1度マキちゃん家に行かないとね?』と言う。宮内が「えっ?」と驚くと柚希が『ほら、貴重品とかは置いては行けないでしょう?』と言い更に『生活必需品はウチのを使えばいいし、それでも足りないものは新しく買えばいいわ』と言った。そして宮内の家の住所を聞くとカーナビに入力し向かった。宮内の住まいは小さなアパートで車を持たない宮内は来客用スペースに車を入れるように柚希に指示する。宮内は他の住居人達に今の姿を見られるのでは?と思っていたが時間が時間だったので部屋までは見られる事はなかった。そして柚希が『あっ、服は2、3着あればいいわよ。ウチでは女の娘なんだから。とキャリーケースに服を入れようとしていた宮内に言った。そして『明日はマキちゃんはお店はお休みなんでしょう?茜ちゃんから聞いているわ』と言うと『だから明日はお買い物よ』とキャリーケースに必需品を入れ終えた宮内に言う。そして車に戻ると柚希の住まいがある3階建てのビルに着いた。駐車場の脇に防犯カメラ付きのガレージがありそこに柚希は車を入れた。中にはまたカメラ付けのシャッターがありその中には外国製高級スポーツカーが置いてあった

