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第43章 冬休み

そして可奈子が『何で普通に挨拶が出来ないのかしらね』と二人に言うと茜が『勿論、商売相手にはキチンとするでぇ』と言ったのでそれが聞こえたのかリオが「お三人様、明けましておめでとうございます。去年はお世話になりました。今年もどうか宜しくお願いします」とキチンと挨拶をして現れた。リオはニットワンピース姿だった。リオの挨拶に三人は挨拶を返すとリオが茜に「茜様、お三人様のおかげで売上があがったのですから、商売関係者としてキチンと挨拶をするべきです」と言ったので茜は『嗚呼…それもそうヤナ』と答えると今度はキチンと挨拶をしたので可奈子が『まったく、茜らしいと言うか…』と呆れたように頭を左右に動かして言ったのでリオが「すみません」と謝るので茜が『何でリオが謝るンかいッ』と漫才のようなツッコミを入れたのでめぐみは笑ってしまう。するとリオは二人を見て「お二人ともお似合いですよ」と言ったので茜も『ええな、晴れ着は』と可奈子を見てリオも『可奈子様も憧れてしまうほどお美しいです』と言ったので茜が『ハイハイ、どうせウチには似合わへんのは知っているさかい』とリオに言うので可奈子が『ほら、せっかくだし皆で写真でも撮りましょう』と部屋から三脚とカメラを用意した。リオがセルフタイマーをセットし前例に着物姿の二人を並ばせその横に茜が並んだ。リオが急いで背後に並ぶと可奈子は二人の淫具をMAXで動かしたのでそれ迄、バイブが動かずにいたのですっかり油断していた二人は感じて顔に出てしまうとそこでシャッターがきれて写真に撮られた。茜がそれを確認し『二人ともエエ顔しとるで』と二人にも見せ可奈子とリオにも見せたのでめぐみが「恥ずかしいから削除してください」と茜に言うと可奈子が『コレはこれで記念になるからダメよ』と言った。翔馬も口にはしなかったがめぐみと同じ気持ちだった。そして可奈子が淫具を止めてもう一度、撮影する。今度はちゃんとした写真だった。そして五人は近場の神社に可奈子の車で向かった。茜は黒いセータードレスにスカジャンでリオは白いニットワンピースに厚手のストールを羽織った。神社に着くと五人は注目を浴びながら初詣をしていた。やはり可奈子の容姿は女性からも『モデルさんかな？』等と聞こえその脇を歩く振り袖の二人の事も聞こえている。リオと茜には男性からの声が多く『あのニットの女、エロくねッ？』と三人組の一人が言った。