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新体操顧問の秘密のレッスン
第48章 面接と試験
店が閉店し作業場には茜とリオ、そして志賀と当事者の下村夏月がいた。茜は志賀にも一応、店長として残るようにリオに追加していたのだ。下村も志賀も一応は私服に着替えている。可奈子達は作業場の奥で待機しながら話しを聞いている。茜がまずは『まずはお疲れサン』とリオも含めて言うと茜は『で、本題に入らせてもらうけど、下村はどうしてウチの奴隷になりたいんや?』と聞いた。志賀はリオからある程度の話を閉店後の事務処理中に聞かされていたので黙って聞いていた。下村は「あッ…ハイ、この店でバイトする前から元々、少しだけですが女装やSMに興味があって家では通販で買った女性下着を身に着けているだけで満足していたんです」と口を開いた。そして「だけどそれは就活やらバイトで忙しくなりしまいその内に下着姿になる事もなくなりその下着も引っ越しする際に処分し、そしてこの街で運良くこの店でのバイトに採用されまして、半年後にあのパーティでのスタッフとして参加すると忘れていたあの頃の衝動?欲望?が蘇って…。そんな時にあの翔子ちゃんを初めて見て、自分はあんな姿になりたいって自覚してから自分がレジ番の日なら他のスタッフにバレないと思って用意していました」と答えた。するとリオが「あの…私も質問してもいいですか?」と茜に聞くと『エエで』と許可するとリオは「私は茜様の奴隷として聞きますが先程、翔子ちゃんのようになりたいと言ってましたが、ただの憧れで言っているのであれば申し訳ないですがあくまでも趣味として女装をしている方がいいと思います」と言って数秒後に「キツイ言い方かもしれませんがそんな生半可な思いだったら奴隷になりたいなんて言ってほしくは無いです。下村さんは身体をいじってからの他人の視線について考えた事はありますか?」と聞いたので茜は『確かにそうやな?ウチの奴隷になりたいって事は当然、このリオのように豊胸したり、インプラントやピアスだって開けて誰が見ても普通の身体ではなくなる訳やし、そんな身体を他人に見られる事に耐えられるんか?』と聞いた。すると下村は考え込むので『リオだって今はウチの奴隷として客の皆から応援されているけど、ウチと出会う前には辛い事も少なくは無かったと思うで?それでも翔子ちゃんのようになりたいんか?』と言う。
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