この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歳下の悪魔
第2章  天使と悪魔


 美月と和真は、さっきからずっと楽しそうに話している。でも、内容は耳に入ってこなかった。
 何も知らない美月。全てを知っている和真。私は少しずつ呑みながら、パスタを食べていた。
 美月はもう何杯目だろう。また別の、期間限定サワーを呑んでいる。
「トイレ行ってくるからー、これ、頼んどいてー」
 紙のメニューを出し、美月が指差す。
 この個室から、トイレは遠い。それにいつも女子トイレは混んでいて、時間がかかりそうだ。
「美月っ、私も……」
「あっ、後、チーズポテトもー。よろしくねー」
 そう言うと、美月は部屋を出て行ってしまう。
「2人切りだね……」
 和真は、美月と話していたのと全く違う口調。
「立って?」
 私は何かと思いながらも、ゆっくりと立ち上がった。
「下着を脱いで、バッグにしまって?」
「えっ……」
「膝まであるスカートだから、見えないよ。早くしないと、美月さんが戻ってくるよ?」
 そう言われて、私はスカートの中が見えないように下着を脱ぎ、急いでバッグの奥へ入れる。
 私生活で和真の言うことは、絶対。今の私は、そんな思いに支配されていた。
「座って膝立てて、スカートめくって見せて?」
「膝、を?」
 膝を立てた状態でスカートをめくれば、秘蕾が丸見えになってしまう。
「ホラ、早く。美月さんが戻ってきちゃうよ?」
 仕方なく座り、膝を折ってスカートをめくった。
「もっと、脚開いて? 全部見えるように……」
 私の頭の中には、オシオキという言葉が残っている。縄で縛られ、イかされる以上のオシオキ。私には、想像もつかない。
「どうせ、見せてるだろう? 何度も……」
 それは、自分の部屋の中での話。店員や客の声が聞こえてくる、こんな場所でなんて。
「出来ないの? 帰って、オシオキかなあ……」
 その言葉を聞き、私はゆっくりと脚を開いた。
「もっと。開くだろう?」
 限界まで脚を開き、和真に秘蕾を見せる。
「いい子だね。益々従順になって……」
 彼の目的が解らない。
 見たいのなら、部屋でいくらでも言うことを聞く。それなのに、わざとこんな場所でさせるなんて。


/131ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ