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性交部
第6章 恋心

私は両親と母方の祖父母と同居している。両親は遅くまで仕事をしているので帰ってきたときにいるのは祖父母だ。
「ただいま。」
「おかえり。」
祖母がいつものように出迎えて言ってくれる。
「あれ、今日はいつもより元気がないね。どうしたんだい?」
「ちょっと悩んでて…」
「そうかい、よければ私が話を聞くよ。」
「着替えてくるから待ってて!」
「はいよ。」
私は二階にある自室へ向かい、早速着替える。祖母になんて言い出せばいいんだろう。頭の整理がついていない。祖母はよく相談に乗ってくれて的確なアドバイスをくれる人だ。祖母を前にすると自然と言葉が出てくるので特に何も考えずに今の気持ちを言うことにした。
一階のリビングへ着くと、祖母がお茶とお菓子を用意してくれていた。
「さあ、座りな。私がなんでも聞くよ。」
祖母に促されてソファに座ってお茶を一口飲む。
「私、気になる人がいるんだけど、なんか、その人との性行為を独り占めしたいっていう気持ちが最近大きくなってきて…私っておかしいよね…」
「なるほどね。もしかしてその人が他の女子と話してるの見ると嫌な気分になったりしないかい?」
「する!」
「そりゃあ恋だね。明は恋をしているんだよ。」
「え!?恋!?」
「そう。私が若かった頃はそれが普通だったんだよ。恋をしてその人とだけ性行為をする。そういうもんだった。付き合ってるのに他の人としたら不倫って言って皆から酷く軽蔑されたもんだよ。でも今は時代が変わってしまった。性行為は食べることと同じようなものと考えられている。誰としても罪にはならない。だけど人間の根本の気持ちは変えられないんだね。恋をした人の全部を独り占めしたいって気持ちは。だから自信を持ちな。明はおかしくなんかないよ。」
「そうなんだ…おかしくなくてよかった…でもこれからどうすればいいんだろう。このモヤモヤした気持ち…」
「うーん、思いを伝えるのが一番だけど、そうはいかないかい?」
「まだ、それは無理そう…もう少し時間が欲しい。」
「じゃあ明にできることは恋い焦がれることだけだね。精々がんばんなさい。」
「まあ頑張ってみるよ…話聞いてくれてありがとう!なんか不安が軽くなった!」
「いえいえ、どういたしまして。いつでもおいでな。」
「うん!」
私はお菓子を食べてお茶を飲み干した。
しばらく経って晩御飯を食べ、入浴し、就寝することにした。
「ただいま。」
「おかえり。」
祖母がいつものように出迎えて言ってくれる。
「あれ、今日はいつもより元気がないね。どうしたんだい?」
「ちょっと悩んでて…」
「そうかい、よければ私が話を聞くよ。」
「着替えてくるから待ってて!」
「はいよ。」
私は二階にある自室へ向かい、早速着替える。祖母になんて言い出せばいいんだろう。頭の整理がついていない。祖母はよく相談に乗ってくれて的確なアドバイスをくれる人だ。祖母を前にすると自然と言葉が出てくるので特に何も考えずに今の気持ちを言うことにした。
一階のリビングへ着くと、祖母がお茶とお菓子を用意してくれていた。
「さあ、座りな。私がなんでも聞くよ。」
祖母に促されてソファに座ってお茶を一口飲む。
「私、気になる人がいるんだけど、なんか、その人との性行為を独り占めしたいっていう気持ちが最近大きくなってきて…私っておかしいよね…」
「なるほどね。もしかしてその人が他の女子と話してるの見ると嫌な気分になったりしないかい?」
「する!」
「そりゃあ恋だね。明は恋をしているんだよ。」
「え!?恋!?」
「そう。私が若かった頃はそれが普通だったんだよ。恋をしてその人とだけ性行為をする。そういうもんだった。付き合ってるのに他の人としたら不倫って言って皆から酷く軽蔑されたもんだよ。でも今は時代が変わってしまった。性行為は食べることと同じようなものと考えられている。誰としても罪にはならない。だけど人間の根本の気持ちは変えられないんだね。恋をした人の全部を独り占めしたいって気持ちは。だから自信を持ちな。明はおかしくなんかないよ。」
「そうなんだ…おかしくなくてよかった…でもこれからどうすればいいんだろう。このモヤモヤした気持ち…」
「うーん、思いを伝えるのが一番だけど、そうはいかないかい?」
「まだ、それは無理そう…もう少し時間が欲しい。」
「じゃあ明にできることは恋い焦がれることだけだね。精々がんばんなさい。」
「まあ頑張ってみるよ…話聞いてくれてありがとう!なんか不安が軽くなった!」
「いえいえ、どういたしまして。いつでもおいでな。」
「うん!」
私はお菓子を食べてお茶を飲み干した。
しばらく経って晩御飯を食べ、入浴し、就寝することにした。

