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スキンのアンニュイから作品を作ってみませんか?
第7章 彩華 鞠様 【陽だまりの中の影】
カーテンから差し込む日差しに、うっすらと目を開けば、隣に寝ていた彼の姿はなく、私は思わず彼を探してしまう。
「おはよう実優(みゆ)、気持ちよく眠っているから起こせなかったよ」
「おはよう……。相変わらず早いね直人(なおと)」
ああ居た。彼……四宮直人は私とは違い、しっかりと服を着てベッドの下に座りシーツに頬杖を付いて、少し笑いながら寝起きの私を見つめている。
ラフなTシャツにサラサラの色素の薄い髪をかき揚げ、開いたカーテンから入る日差しに照らされる姿は天使とすら思えるの。
「……仕事行かなきゃ」
「朝から仕事?
僕としては昨日の余韻がまだ残っているんだ。だからまだ実優と一緒に居たいんだよ」
そう言うと、直人は私を留めようと、まだ下着すら身に着けていない私の体にソフトタッチで触れてくる。
「あ、だめ……
私の仕事が朝早いのは知っているよね」
「知ってる。けど実優と離れたくない」
脇から胸へと触れられる手に、昨日の余韻が火照り出し流されそうになるけれどダメよ、仕事に行かなくちゃ……ダメ……なのに……。
「あっ、あ」
「好きだよ美優」
軽く腕に触れられていた直人の手が、どんどんと本格的になり、昨日のままの素肌の私の体を這い回る直人の手が心地よいの。
脇腹を通り過ぎ胸へと向かうその手に、私の意思は崩される。直人のことしか考えられなくなる。
「私……私……直人ぉー!」
「捕まえた。ここ好きだよね?」
「っ!あぁ!!」
直人の手はとうとう私の胸を捉え、下から持ち上げるように揉みしだかれ、それだけでピンっと起ち上がった乳首に直人の指がイタズラをするように、ツンっと弾かれるの。
もう仕事のことなんて考えられない、思考がトロトロに溶けてしまって、今は直人の手と指が私の世界の全てになる。
天使の笑みをした無邪気な欲望。
そんな直人に叶わないのは私。心も体も直人に惹かれているから。
「 んっ、いい……」
「美優は敏感だから、胸だけでイキそうになるでしょう?」
「そんなっ違……あんっ!」
キュッと乳首を摘ままれ、体はベッドのスプリングが鳴るほどに大きく跳ねる。
「おはよう実優(みゆ)、気持ちよく眠っているから起こせなかったよ」
「おはよう……。相変わらず早いね直人(なおと)」
ああ居た。彼……四宮直人は私とは違い、しっかりと服を着てベッドの下に座りシーツに頬杖を付いて、少し笑いながら寝起きの私を見つめている。
ラフなTシャツにサラサラの色素の薄い髪をかき揚げ、開いたカーテンから入る日差しに照らされる姿は天使とすら思えるの。
「……仕事行かなきゃ」
「朝から仕事?
僕としては昨日の余韻がまだ残っているんだ。だからまだ実優と一緒に居たいんだよ」
そう言うと、直人は私を留めようと、まだ下着すら身に着けていない私の体にソフトタッチで触れてくる。
「あ、だめ……
私の仕事が朝早いのは知っているよね」
「知ってる。けど実優と離れたくない」
脇から胸へと触れられる手に、昨日の余韻が火照り出し流されそうになるけれどダメよ、仕事に行かなくちゃ……ダメ……なのに……。
「あっ、あ」
「好きだよ美優」
軽く腕に触れられていた直人の手が、どんどんと本格的になり、昨日のままの素肌の私の体を這い回る直人の手が心地よいの。
脇腹を通り過ぎ胸へと向かうその手に、私の意思は崩される。直人のことしか考えられなくなる。
「私……私……直人ぉー!」
「捕まえた。ここ好きだよね?」
「っ!あぁ!!」
直人の手はとうとう私の胸を捉え、下から持ち上げるように揉みしだかれ、それだけでピンっと起ち上がった乳首に直人の指がイタズラをするように、ツンっと弾かれるの。
もう仕事のことなんて考えられない、思考がトロトロに溶けてしまって、今は直人の手と指が私の世界の全てになる。
天使の笑みをした無邪気な欲望。
そんな直人に叶わないのは私。心も体も直人に惹かれているから。
「 んっ、いい……」
「美優は敏感だから、胸だけでイキそうになるでしょう?」
「そんなっ違……あんっ!」
キュッと乳首を摘ままれ、体はベッドのスプリングが鳴るほどに大きく跳ねる。