この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
スキンのアンニュイから作品を作ってみませんか?
第7章 彩華 鞠様 【陽だまりの中の影】
直人だけなの、こんなにも私を感じさせてくれるのは。他にも付き合った事はあったけど、誰も直人みたいな男性なんて居なかった。
だからなの?
こんなに直人に依存するのは??

「美優の口から、おねだり聞きたいな?」

本格的にベッドの上に乗った直人。
でも私が欲しい快感の前に手を止めてしまった。
……私は知っている、それが直人のイタズラだって。私がおねだりを口にしないと次の快感をくれないことを。
だって何度もこうされたもの。

「ねぇ、言ってよ美優。僕は美優のおねだりが大好きなんだよ」
「……それは」

指先1本で、コロコロと転がされる乳首。
違う……私が欲しいのは、こんな緩慢な快感じゃない。もっと激しい快感……直人がくれる熱い快感を切望する私の体に、心が負ける。そして口にするの。

「お願い……私を直人の好きにして?」
「……うん、いいよ」

陽射しに彩られた極上の笑み。
そうして与えられる最高に甘美な快感。
止まっていた指が動き出し、滑るように私の下半身に向かい、内腿をスッと撫でられただけで私の期待は高まる。

「……もっと……もっと頂戴」
「分かってる、脚を広げて?」

シーツを奪われ、陽射しの中に裸体をさらけ出されても、私はその魅惑的な声に従い、自分から両脚を開く。
まるで天使に魅入られた人形のように。

そう、私に取って直人は天使。
どうしてこうなったかなんて覚えていない、ただ直人と一緒に居たい私の思いから、直人と住むようになり……あれ?私はどんな経緯で直人と知り合ったの?
私と知り合う前の直人は?
仕事は?家族は?
変ね、知っていたはずなのに思い出せない。教えて貰ったのに記憶に無い。
どうして?
ねぇ直人??

「なにを考えているの美優。そんな事より此処は刺激が欲しくて沢山蜜を流してるのに、僕より考えごと?」
「ち、違う」

直人の言葉に思考が止まる。
そうよ今は関係ないじゃない。だって直人は此処に居るんですもの。
私を見て、私を感じさせて、私以外誰も見ない直人が居てくれる。それが私の全て。

「考えちゃ……ダメだよ」
「ひっ……はぁぁー!」

まるで咎めるかのように、直人の顔が私の開いた両脚の中に入って来て、期待に濡れた秘所をペロリと舐めて来るの!
頭の先まで襲う、その衝撃に、待っていた快感に、一気に高見まで押し上げられる。




/120ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ