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スキンのアンニュイから作品を作ってみませんか?
第7章 彩華 鞠様 【陽だまりの中の影】
動く腰は止まらず、更に両胸を貪るように形良い唇に囚われ、私の体は全身が性感帯になってしまったような感覚さえ覚えてしまう。
直人に触れられている場所全てが、私の快楽を煽る。そんな甘く極上の快感をひたすら耐える私は……もう彼の玩具。

「ん、良い。イクよ美優」
「待ってたわ、私も一緒にイクわ」

最後と言わんばかりの、彼の激しい腰使いに、散々耐えていた体が弾ける!
子宮から私の体全体に走る、甘くも激しい性の衝撃!!

「んーー!イクーーー!!」
「美優……美優っ!!」
「あ、ああ……直人の熱い液が何度も……」

迸る彼の欲望は、私の子宮を叩くかのよう。
女に取って、子宮に打ち付けられるのは……喜び。彼の液で妊娠したら、喜んでくれるのかしら?
そんな事を思いながら、意識は闇に溶け込んでゆく。全ての力を出し切ったかのように。

◇◇

「あーあ、気を失っちゃったね美優」

疲れ切ったような、それでいて満たされたような顔で眠る美優の頬にキスを1つ。
でも僕は全然物足りないんだ。

「どーしようかなぁ?」

脱いだ服を着直して、僕は考える。
……これからどうしようかと。

「美優は……記憶変えちゃったから、僕がこう言えば後を追わないし……。
別の子の所に行こうかな?それとも帰る?」

帰る?何処に??
そんなの決まってる、帰る場所は1つしかないよ僕だって。
でも折角遊びに出たのに、すぐ帰るのも勿体ない気もしないでもないんだよね。

「わざわざ大人の格好をしてるのに……。
もう少しだけ遊んじゃダメ?
ねぇ答えてよ?」

答えて欲しいのは美優じゃないよ?
僕が本当に答えて欲しいのは……1人だけなんだ。

『好きに……すれば良い。
俺は待ってる、ずっと』

来た来た!
どんなに遠く離れていても、僕だけを見て、僕だけを追ってくれる、僕だけのパートナー。
お許しも出たし、まだ満喫するかな?

「そうと決まれば話は早いよね」

美優は……まだ手放すには惜しいから、取り合えずこのまま。
僕が居なければ、美優は普通の生活をするはずなんだ。
だから僕は……。

「そぉーれ!!」

マンションの何階かは忘れちゃったけど、僕はベランダから、太陽が燦々と輝く外へと飛び出した!

そう、美優と同じような獲物を探す為に。




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