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寝とらせ白書①/妻が他人に抱かれる時
第5章 浅倉氏登場
手を伸ばせばすぐそこのソファーで、詩織は大きく喘ぎ始めた。
押し寄せる快楽の波は、俺の存在を打ち消し、浅倉氏の愛撫だけを求め感じているかのようだ。
スッとデジカメを詩織の陰部へと向ける。
浅倉氏の執拗な指による愛撫を受けている赤い下着は、愛液が溢れているのを証明するのに十分なほど湿り変色していた。
パシャッ
詩織…もっと感じろ!
俺の欲望を乗せたフラッシュの光が二人を白く照らすと、
「んうっ」
と、詩織が反応した。
もっとか……もっと欲しいのか!
興奮した俺は一気に詩織の恍惚に浸った顔、揉まれる乳房、赤いガーターに包まれた脚、陰部、快楽に震える身体を連写した。
「ああっ……んぅ」
詩織の大きな喘ぎに反応した浅倉氏は陰部から指を離し、詩織の右脚を静かに持ち上げた。
さらに、再びその卑猥な指を愛液で湿った陰部に移し激しく強く、そして速く刺激した。
「やっ……あっ」
浅倉氏の頭に添えていた小さな手でギュッと髪を掴み、左足を自らわずかに上げる詩織は大きな喘ぎ声を発した。
乳房を握る浅倉氏の手にも力が入り、舌は唾液で詩織を染めつつ再び耳元を弄ぶ。
こ、これはくるぞ!と思った
俺はデジカメをビデオモードに設定し、詩織の紅潮した顔にロックオンした。
「あっ──あん──んっ……んう」
一段と喘ぎ声が大きくなり顔を左右に小刻みに揺らす詩織。
浅倉氏の動きも速く、深くなっていく。
「いっ──っ──んうっ」
詩織の力んだ身体は大きく、短く声をあげガクッと崩れた。
「ん……んぅ──ああ……」
荒く呼吸し、二、三度小さく痙攣しながら詩織は絶頂の余韻を感じていた。
俺の目の前で──
他人の愛撫で詩織はイッたのか……。
この瞬間、本来最高の興奮を覚えるべき俺は浅倉氏に対し少し嫉妬を感じ始めていた。