この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
碧の島
第21章 産まれて初めての
11時にホテルをチェックアウトし、
外に出ると・・・。
「ぁああー・・・・・天気良い~ッ(笑)」
桜はホテルの前で両手を広げ言った・・・・(笑)
今日は快晴!!!
昨晩の雨が嘘みたいだ。
「ほら~・・・行くぞ!!!!」
そう言って国際通りの方に足を向けると、
「あ・・・待ってぇ~・・・・」
(笑)
手を差し出し脚を止めると・・・・
桜はニッコリ笑って手を掴もうと~・・・・
俺はまた手をポケットに入れて早歩き!!!!(笑)
「あっ・・酷い!!手っ・・手~・・・・」
(笑)(笑)
追いかけて来ながら俺の手を引っ張り出そうとするから・・・・。
「(笑)(笑)・・・お前犬みたい・・・・」
手を出し桜の手をギュッと繋ぎ・・・ゆっくり歩く・・・・。
「私は甘えん坊だって言ったでしょッ???(笑)」
・・・・・(笑)
桜は・・・そう言って笑った・・・・。
多分都内で見かけたら~・・・。
お嬢っぽくて・・・声を掛けられないタイプかも。
でもこうやって一緒に居ると結構人懐っこい・・・。
「俺にだけ甘えて~???(笑)他に甘えたら俺いじけるから~・・・・」
そう言うと桜はケタケタ笑って・・・・。
「いじける俊也見たい~・・・(笑)(笑)」
いーーーぜぇ~???
いじけたその晩は~・・・
死ぬほどイジメてやっから(笑)