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碧の島
第23章 親友の謎
食事を済ませ俺等は一緒に家を出た・・・。
桜は鍵をかけ・・・。
「今日はプレだし・・・(笑)・・・皆来てくれるかな????」
(笑)
今日は島の住民のみのプレオープン。
役場にチラシを貼ってターミナルや希子さんの店にもチラシを貼った。
プレオープンと明日からの3日間はランチセットワンコイン!チップはご自由に~って書いてやった(笑)
「役場の皆は後退で来るって張り切ってたし(笑)マッサンも来るって張り切ってた・・・」
そう言うと・・・。
「あ・・・龍平君・・・来てくれるかな・・・・」
・・・・・・・。
あの日から龍平には会ってない。
態々付き合いましたって言いに行くのも変だし!!・・・でもなんかすっきりしない感じ・・・・。
桜の頭をポンっと撫でると・・・・。
桜は顔を上げた。
「きっと来てくれるさ・・・(笑)」
龍平は~・・・。
俺を嫌ってはいるけど、悪人でも何でもない。
きっと良いやつだ。
桜は笑って頷き・・・俺等は一緒に階段を下りて桜は店の鍵を開け・・・俺は・・・。
桜の顔を覗き込み・・・・。
チュッ・・・とキスをし・・・・。
「後でな・・・(笑)」
そう言って・・・長屋の脇の階段の方に歩いていった・・・・。