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碧の島
第28章 一生のお願い




桜ちゃんは、朝の漁の時でも良いし・・・今でも良いから本島まで送って欲しいと言って来た・・・・・。


航に頼んだら直ぐに俊也の耳に入るからと・・・・・。


俺は手を伸ばし桜ちゃんの涙を手で拭いてやった・・・・。


・・・・・・・・・。


「龍平君・・・ごめんなさい・・・・」


・・・・・・・・ッ/////////////


「お願い・・・行かせて・・・・」


・・・・・・ッ?!





俺は直ぐに立ち上がり・・・・・。



「じゃぁ俺のお願いも聞いてくれる?」


桜ちゃんの手を引っ張りそう言うと、桜ちゃんは直ぐに察したようで・・・・・。


一回下を向いたけど・・・・。


何も言わず頷いた・・・・。





俺は彼女を引っ張り上げそのまま手を引っ張って寝室に向かった・・・・。



・・・・・・・・。



ベットの前にあるテレビの方を見て・・・・。



彼女をベットに座らせ・・・。


・・・・・・・。



ゴクっと唾を飲み込み、俺も隣に腰掛けた。



「いい?」


そう言って彼女の顎を触ると・・・・。


彼女は目を瞑ったまま・・・・。


一回頷いた・・・・。


・・・・・・・。




そして顔を近付け・・・・・。




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