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第5章 2人の男性

俊也side



アパートに戻り・・・。


部屋の明かりを付けずベランダに出てアイコスを吸う。


・・・・・・・。


龍平って～・・・・なーーーんか・・・。


一々生意気なんだよな。


俺より年下だろ？？？


何かバカにしたような目で見てくるんだよ、アイツ・・・・。




じーーーっと・・・柵に寄りかかって目の前の長屋を眺めた。


あの女モテモテじゃん。


まぁ、東京で見たとしても結構可愛いレベルだし？？？


そんなんがこんな何もねぇ島にきたらそうなるか。



フ―――っと・・・煙を吐き・・・空を眺めた。



東京か・・・・。



そんなしょっちゅうは行けねーけど・・・・。



お袋元気かな。



まぁ俺が帰ったら迷惑かけるだけだし・・・・。



俺はこの島でひっそり暮らして～・・・遊びに行っても本島か東京でも滞在時間二時間とかっ？？？？


・・・・・・。


別に遊ぶ友達もいねーけど・・・・。




なんて思っていると・・・。



あの家から龍平が出てきた。


・・・・・・・。


随分早いお帰りじゃん。


・・・・・・・。




何もしてねぇって・・・感じか・・・・。