この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネコの拾い方…
第4章 それは幻だったから…



すっと昌弘の指先が尻の割れ目を撫で回す。


「ここ…、弱いんだっけな?」


確認しながら僕が苦手なところを愛撫する。

割れ目の付け根…。

尾骨の辺りを昌弘の指が這い回る。


「そこっ…、擽ったいんだよっ!」

「けど、ここ撫でたら清太郎のJrが一気に起きて来るぞ。」


僕の勃起を確認すれば昌弘が満足した表情になる。

焦らす予定の昌弘に焦らされて弄ばれる。

悔しいのに…。

嬉しいと感じる。

昌弘のくせに…。

そう思うのに自然と笑みが零れる。


「早く…。」


繋がりを求めて昌弘を引き寄せてキスをする。


「もうちょい、可愛がらせろよ。」


昌弘が自分の手にローションを落とす。

そんな物なんか必要ないと思うのに…。

僕の身体を傷付けるのだけは嫌だと昌弘が拘わる。

ローションで濡れた指先が僕のアナルに触れる。

クチュクチュと粘りを含む音がする。

そんな音には慣れてて当たり前のはずの僕が照れ臭くて恥ずかしいとか感じて昌弘から顔を背けて俯く。


「清太郎…、耳まで真っ赤…、そんなに気持ちがいいのか?」


チャラける昌弘が僕の耳元で囁く。


「違っ…!」


叫ぼうとした瞬間、昌弘の指先が僕の体内へと侵入する。


「…んぁ…。」


身体は正直だ。

昌弘の指先が前立腺を愛撫する度に、爪先をベッドに立てて腰を浮かし昌弘の手を強く握る。


「あっ…、あぁっ…。」


快楽の波に流される。

もう自制心なんか存在しない。

愛した男の愛撫に溺れるだけの淫らなネコが尻を振って悶えながら悦がり、もっと深く愛されたいと熱望する。


「来…て…。」


昌弘が欲しくて堪らない。

僕の身体を貫く昌弘の太いペニスが…。

過去の自分もプライドも、何もかも全てを捨てて僕は昌弘だけのネコになるのだと再認識した夜だった。


/50ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ