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ラブ・アンド・セックス
第2章 舞台の上でセックス!?
早速、本の読み合わせが行われた。
主人公のユウスケとマリアは、結婚5年目の夫婦。物語は夫婦の寝室から始まる。
マリアは、夫とのセックスレスに悩んでいた。1年前、ユウスケが課長に昇進してから、仕事が忙しいと言って相手をしてくれないのだ。休日に誘っても、「疲れてるから」と断られてしまう。インターネットでセクシーな下着を買って気を引こうとしたりもしたが、まったく効果がない。
そんなところに元カレのシンジからラインが入る。
「あさってそっちに行く用事ができたんだ。久しぶりに会わないか?」
シンジとは、求める家庭像が違ったため、別れることになったが、決して嫌いではなかった。
シンジと会おうかどうか……。思い悩んだマリアは、学生時代からの親友のサヤカに相談する。
「元カレと会うのは勧めないな。泥沼になるから。それよりユウスケさんにラブレターを書いてみたら」サヤカは意外なアドバイスをくれた。「ラインで何でも伝えられる時代でしょ。手書きのラブレターって結構、新鮮かもよ」
マリアは、このアドバイスを実行することにした。
ちょうど翌日は、二人の結婚記念日だった。マリアは、二人の思い出とともに、ユウスケへの想いを手紙に綴った。最後に「ご馳走をつくって待っているから早く帰ってきてね。愛してます」と書き添えて、夜中にこっそりとユウスケがいつも使う鞄の上に置いた。
主人公のユウスケとマリアは、結婚5年目の夫婦。物語は夫婦の寝室から始まる。
マリアは、夫とのセックスレスに悩んでいた。1年前、ユウスケが課長に昇進してから、仕事が忙しいと言って相手をしてくれないのだ。休日に誘っても、「疲れてるから」と断られてしまう。インターネットでセクシーな下着を買って気を引こうとしたりもしたが、まったく効果がない。
そんなところに元カレのシンジからラインが入る。
「あさってそっちに行く用事ができたんだ。久しぶりに会わないか?」
シンジとは、求める家庭像が違ったため、別れることになったが、決して嫌いではなかった。
シンジと会おうかどうか……。思い悩んだマリアは、学生時代からの親友のサヤカに相談する。
「元カレと会うのは勧めないな。泥沼になるから。それよりユウスケさんにラブレターを書いてみたら」サヤカは意外なアドバイスをくれた。「ラインで何でも伝えられる時代でしょ。手書きのラブレターって結構、新鮮かもよ」
マリアは、このアドバイスを実行することにした。
ちょうど翌日は、二人の結婚記念日だった。マリアは、二人の思い出とともに、ユウスケへの想いを手紙に綴った。最後に「ご馳走をつくって待っているから早く帰ってきてね。愛してます」と書き添えて、夜中にこっそりとユウスケがいつも使う鞄の上に置いた。