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ラブ・アンド・セックス
第3章 石原夫妻の艶技
まずオレと夏希さんが撮った。夏希さんが、腕を絡めてくる。ウエディングドレスに包まれた豊かな胸が腕に当たる。ちょっと嬉しい。鼻の下でも伸びたのか、麻衣が少し怖い顔をして睨んできた。
次いで、石原さんと麻衣が撮った。夏希さんのように麻衣も石原さんに腕を絡める。麻衣の形のよい胸が石原さんの腕にあたっている。さっきの自分を棚に上げて申し訳ないけど、ちょっと嫌な気がした。できれば麻衣には、あまりくっついて欲しくない。
「OKです」
カメラの植草くんが言った。
「ありがとうございました」
麻衣がお礼を言って、オレのところに戻って来ようとした、そのときだった。石原さんが、引き留めるように麻衣の腕を掴んだ。
「すまない。もう1枚撮ってくれないか」
植草くんに向かってそう言うと、腰を曲げて片手を麻衣の膝の裏に当て、そのまま横抱きに身体を抱え上げた。
「えっ!?」
麻衣が驚いた顔で石原さんを見た。オレも驚いている。
「記念だからね。さあ僕の首に手を回して、カメラの方を見て」
「こ、こうですか?」
言われたとおり麻衣が石原さんの首に手を回した。
「OK。じゃあ、よろしくお願いします」
石原さんは、麻衣をお姫様抱っこしながら笑っていた。麻衣もハニカミながら笑顔を見せている。怒るようなことではないけど、楽しそうに写真を撮られている麻衣にちょっとだけむっとした。オレだけの麻衣のはずなのに……。
次いで、石原さんと麻衣が撮った。夏希さんのように麻衣も石原さんに腕を絡める。麻衣の形のよい胸が石原さんの腕にあたっている。さっきの自分を棚に上げて申し訳ないけど、ちょっと嫌な気がした。できれば麻衣には、あまりくっついて欲しくない。
「OKです」
カメラの植草くんが言った。
「ありがとうございました」
麻衣がお礼を言って、オレのところに戻って来ようとした、そのときだった。石原さんが、引き留めるように麻衣の腕を掴んだ。
「すまない。もう1枚撮ってくれないか」
植草くんに向かってそう言うと、腰を曲げて片手を麻衣の膝の裏に当て、そのまま横抱きに身体を抱え上げた。
「えっ!?」
麻衣が驚いた顔で石原さんを見た。オレも驚いている。
「記念だからね。さあ僕の首に手を回して、カメラの方を見て」
「こ、こうですか?」
言われたとおり麻衣が石原さんの首に手を回した。
「OK。じゃあ、よろしくお願いします」
石原さんは、麻衣をお姫様抱っこしながら笑っていた。麻衣もハニカミながら笑顔を見せている。怒るようなことではないけど、楽しそうに写真を撮られている麻衣にちょっとだけむっとした。オレだけの麻衣のはずなのに……。