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ラブ・アンド・セックス
第3章 石原夫妻の艶技
「さあ、次は君の番だ」

夏希さんに向かってそう言うと、石原さんは、ベッドの上に膝立ちで立ち上がった。股間のモノが猛々しくそそり立っている。それを見た麻衣が、

「きゃっ」

小さな悲鳴を上げて目を逸らした。

無理もない、石原さんのソレは、太さも長さもエラの張り出しも日本人離れしたものだったからだ。オレよりも一回り、いや二回りは太く、長さも15cmは優に超えている。しかも、研ぎ澄まされた日本刀のように見事な反りを見せ、色もどす黒く、まさに肉の凶器と言っていいような凄みがあった。

あんなモノで突かれたら女の人はひとたまりもないだろう。正直、オレは男のモノでも石原さんに負けたと思った。

「何だか、怖い」

麻衣がポツリと言った。

「何が?」

「石原さん……」

「でもすごく逞しくて立派だ。男として羨ましいよ」

「そうかな。私は翔平くんのほうがいいな、優しそうで」

麻衣がそう言ってくれるのは嬉しくはあったが、悲しくもあった。

石原さんが肉の凶器を夏希さんの口元に突き出すと、夏希さんは片手で持ちながら、しゃぶり出した。真っ赤な舌が、ナメクジが這うように、石原さんのモノを舐め回している。

「もっと奥まで咥えて」

石原さんが、そう言うと、夏希さんは、頬張るようにして口の中に含み、顔を前後に激しく動かし出した。ジュボジュボ音を立てながら、どす黒い肉棒が夏希さんの艶やかな口を出入りする。

「マリア、気持ちいいよ」

石原さんは、うっとりした表情で夏希さんの愛撫を受けていた。
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