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ラブ・アンド・セックス
第1章 大きな舞台に立ちたい!
舞台が終わると、麻衣を知っているという友人に頼んで、オレは麻衣を紹介してもらった。その友人というのが、いま隣にいる手塚だった。
最初に3人で飲んだときのことは今も忘れない。麻衣は、芝居が好きで好きでたまらないといった感じで、シェイクスピアからニール・サイモン、さらにはノーラ・エフロンや日本の北川悦吏子まで、いろんな舞台や映画、ドラマのことを、目を輝かせながら話してくれた。まさに「芝居の虫」っていう感じだった。
芝居好きなら、オレも負けない。麻衣の話に重ねるように話題を繋げていくと、
「すごい! 私の話についてこれる人に初めて会った」
目を丸くして驚いていた。
すっかり意気投合したオレたちは、ひと月後には付き合うようになっていた。
最初に3人で飲んだときのことは今も忘れない。麻衣は、芝居が好きで好きでたまらないといった感じで、シェイクスピアからニール・サイモン、さらにはノーラ・エフロンや日本の北川悦吏子まで、いろんな舞台や映画、ドラマのことを、目を輝かせながら話してくれた。まさに「芝居の虫」っていう感じだった。
芝居好きなら、オレも負けない。麻衣の話に重ねるように話題を繋げていくと、
「すごい! 私の話についてこれる人に初めて会った」
目を丸くして驚いていた。
すっかり意気投合したオレたちは、ひと月後には付き合うようになっていた。