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黄昏異変 肉欲の奈落
第3章 恐怖の熟女同時多発エロ攻撃
そんな事とは露知らぬ浩二に慶太からの電話。
(社長のお出ましか。まずい・・)
浩二は覚悟を決めると、待ち合わせ場所の「魚龍」の暖簾をくぐった。
慶太は学生時代、日大アメフト部に所属していた巨漢。
勤め帰りのサラリーマンでごった返す客席に、いかにもタックルしそうな男が一人。
(あれか・・)
浩二は恐る恐る近づいた。
「はじめまして、乾です」
「光村です」
慶太は狐につままれたような思いで浩二を見た。
乾浩二。いったいどんな男か・・・、慶太は二人の美貌の女性を手玉に取った男に俄然興味を感じていたのだが・・・。
(この男が、あの二人の美女を手玉に取った乾浩二・・・)
現れた男は定年間近のオッサンだ。
「じつは」
あまりにも想像とかけ離れた男の登場に拍子抜けしながら、慶太は事情を説明した。
「そんなことに・・・」
浩二は暫し絶句した。
知らぬ間に、二人が争い合い、慶太まで巻き込んでいたとは。
「お恥ずかしい。身から出た錆。こういうことになることは分かっていたのに。しかし、社長さん、乗りかかった船。ご迷惑をお掛けしますが、ここは一つ、一肌脱いでいただきたい」
藁をも掴む思いで浩二は頭を下げた。
「分かりました。分かりましたが、事情が分からないことには一肌脱げと言われても致し方ないことで・・・」
「ごもっとも」
浩二はかいつまんで、ここ半年の間にわが身を襲った「幸運」の一部始終を語った。
慶太はその話を聞き終えると、まじまじと浩二の顔を見た。
(社長のお出ましか。まずい・・)
浩二は覚悟を決めると、待ち合わせ場所の「魚龍」の暖簾をくぐった。
慶太は学生時代、日大アメフト部に所属していた巨漢。
勤め帰りのサラリーマンでごった返す客席に、いかにもタックルしそうな男が一人。
(あれか・・)
浩二は恐る恐る近づいた。
「はじめまして、乾です」
「光村です」
慶太は狐につままれたような思いで浩二を見た。
乾浩二。いったいどんな男か・・・、慶太は二人の美貌の女性を手玉に取った男に俄然興味を感じていたのだが・・・。
(この男が、あの二人の美女を手玉に取った乾浩二・・・)
現れた男は定年間近のオッサンだ。
「じつは」
あまりにも想像とかけ離れた男の登場に拍子抜けしながら、慶太は事情を説明した。
「そんなことに・・・」
浩二は暫し絶句した。
知らぬ間に、二人が争い合い、慶太まで巻き込んでいたとは。
「お恥ずかしい。身から出た錆。こういうことになることは分かっていたのに。しかし、社長さん、乗りかかった船。ご迷惑をお掛けしますが、ここは一つ、一肌脱いでいただきたい」
藁をも掴む思いで浩二は頭を下げた。
「分かりました。分かりましたが、事情が分からないことには一肌脱げと言われても致し方ないことで・・・」
「ごもっとも」
浩二はかいつまんで、ここ半年の間にわが身を襲った「幸運」の一部始終を語った。
慶太はその話を聞き終えると、まじまじと浩二の顔を見た。