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黄昏異変 肉欲の奈落
第1章 女医 早苗
 笑ったおかげで緊張が少し解けた。
 食器を食洗機に入れると早苗はバスルームに向かった。

 「お先に」 

 浩二は信じられない思いで椅子に座っていた。
 わずかふた月前、初めて早苗と会ったときのことを思い出す。
 その早苗がいま『ありのままの姿』でこの俺を待っている・・・。
 想像しただけで、いきなり一物がそそり立つ。

 久しぶりに感じる完全勃起。

 これって、薬によるものか、早苗さんのおかげか。
 浩二はそそり立つ一物を握りながら、そのW効果を実感した。

 ガラス戸の中からシャワーの音がする。
 足下のカゴを見ると、さっきまで早苗が身に着けていた下着があった。
 なんとも、小さなパンティーだ。

 早苗の下着に浩二の肉竿はますますいきり立つ。

 浩二は、裸になるとドアを開けた。
 シャワーを浴びる早苗の裸身が目に飛び込む。
 だが、それも一瞬。
 風呂場の湯気に眼鏡が曇って何も見えない。

 (おっと、眼鏡を外し忘れた)
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