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黄昏異変 肉欲の奈落
第1章 女医 早苗
瞬く間に興奮していく早苗を見て、浩二は一呼吸入れたいと思ったのだ。
「僕は、貞淑な人ほどマゾッ気あると思うんだ」
「どうして・・・」
横に並んだ早苗が浩二の体に腕を回し、足をからめてきた。
「本能のままに交尾する動物と違って、人間には理性がある」
「・・・・だから」
「だから、本能のままには行動できない」
「フフフ、何を言いたいの浩二さん」
「その邪魔な理性を捨て去って、赤裸々な欲情を露にしてくれるのが、恋とか愛とか言うヤツさ」
早苗は足を浩二の足にからげ、股間を密着した。
「そうね。恋は女を狂わせるのよー」
密着した早苗の股間にはじわじわと汁が滲みだしていて、浩二にその湿った感触が伝わるはずだ。
わざとらしい浩二の情交の中断に早苗はじれったさを感じていた。
「ところが、あまりにも貞淑な女は、なかなかその理性の鎧を脱ぐことが出来ない」
「だから・・・・むふむふぅぅ」
早苗は密着した股間を擦りつける。
「だから、目隠しされたり、拘束されたり、猿轡を噛まされたりして初めて燃える。違うかな・・・」
ヌルヌルと股間が滑る。