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黄昏異変 肉欲の奈落
第1章 女医 早苗
 仰向けになった早苗の裸身を今度は浩二の唇が襲う。
 うなじから胸に、脇腹から乳房に指が撫でた後をなぞる唇の動き。
 その唇が開き、中から伸びる舌が早苗の肌を熱く溶かす。
 浩二の舌はスーッと胸の膨らみを舐め、乳首に触れる。

 「あぁんっ・・・あぁんん・・・あぁんんん・・・ぐひゃっ」

 早苗は思わず悲鳴を上げてシーツをつかみ、左手で口を覆った。
 左の乳首も吸われるとコリコリと固まって飛び出す。
 飛び出した乳首を浩二の助平な唇と舌が悦びながら包んで強く吸った。

 「んんんっ」

 早苗はえびぞりになって腰を宙に浮かして、ふたたびベッドに沈んだ。

 「早苗さん、もうすっかり鎧を脱いだようだねえ」

 顔をのぞみこむように見て、浩二が早苗の様子を伺う。

 「まだよ。もっと、もっとよ・・・」 

 早苗の両腕が浩二の首に巻きつき、二人は唇を重ねた。
 唇を重ねながら二人の裸身が重なり、早苗のすらっと伸びた足が浩二の腰を挟む。
 重なったまま二人はベッドを転げて、浩二が下に。
 浩二に跨った早苗は両腕をベッドにつき、乳房を差し出して浩二の口に含ませた。

 「アアン、アアン、アアン」

 早苗は上になるといきなり大きな声を上げ、胸をよじって乳房を振った。

 「もっと、もっと、もっと吸ってェー、千切れるほど吸って!!」

 浩二も必死だ。
 早苗の動きに負けるものかと乳を吸う。

 「イイワーイイワーイイワー」
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