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黄昏異変 肉欲の奈落
第1章 女医 早苗
 艶(なまめ)かしい早苗の肌を前に、浩二の一物はすっかり青春を取り戻したように再稼動していた。
 浩二の指先が早苗の艶(つや)やかなしっとりとした肌をゆっくりと滑ってゆく。
 手のひらを肌から浮かし指先だけが肌に触れる。
 どこかで読んだ「スローセックス」のマニアル本を思い出していた。

 (たしか、秘けつは焦らし・・・)

 上から下にうなじから胸の膨らみをに、脇腹から乳房に、乳房から恥丘に。
 恥丘の下の汁に濡れてベトベトの草むらをヌルッとかすめて股間から内股に。

 「あぅあぅあぅあ~~~あぅ」

 内股を下って足の裏まで行くと今度は早苗をうつ伏せにさせ、また撫で上がるゆっくりとした微かな刺激。
 肌を滑る指の感触が肌から全身に、まるで波のように早苗の体に広がっていく。
 局所局所で早苗の体はピクッと反応した。

 「あぁん、あはぁん、あ、あ、あ、あ、あんんんっ」

 早苗は息を止め、裸身を波打たせ、浩二の指の動きを追いながら神経を研ぎ澄ます。
 
 「ウグッ」

 その指が、丸みを帯びた臀部から背中に触れると早苗はうめきながら仰け反った。
 仰け反った背中全体を、今度は浩二の指がだ円を描きながら肩の辺りから尻に向かって撫でた。
 固く閉じた口を開き、喘ぐように頭を上下にして、その肌への微弱な刺激に早苗が狂う。

 垂れ出した蜜液がシーツを濡らし、少し割れかけた尻が誘うように持ち上がる。

 「ぐあぁ……んん……んぁぁ……ぐう」

 淫らな快感に染まってゆく早苗の肌。

 浩二は指先に触れる早苗の柔肌を夢のような思いで楽しんだ。

 「さあ、また仰向けだ」
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