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第3章 とし子の悲劇・第３部

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さて、クソッタレのひろむの家では、義弟の結婚問題で深刻な問題を抱えていました。

義妹が国分寺町の森林公園で発生しましたレイプ事件で亡くなった上に、アタシとクソッタレの結婚生活が破綻してしまいましたので、義弟の結婚のことをどうしようどうしようと義父母が焦っていました。

義弟自身は、25歳までに恋人を作って、３年後に結婚をすることを希望していましたが、どんなにがんばってもお給料が上がらない状況でありましたので、女性が望んでいる理想の結婚相手像であります年収300万円には届かずに、苦しい思いばかりをしていました。

義弟は、毎月13万7800円のお給料の中からことでんの円座駅から志度駅までの定期券代と保険料などとお昼のお弁当代が差し引かれまして、手取り８万9800円でありました。

会社の保険証がないので、病気の時は国民健保で病院の診察を受けるようになっていましたので、不便さを強いられていたのでありました。

義弟は、日増しに表情が攻撃的になっていましたので、食事を終えた後、ムスッとした表情を義父母に見せるようになってしまったのでありました。

そんな時、義父母はいつもこんな会話をしていました。