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とし子の悲劇
第3章 とし子の悲劇・第3部

8月25日頃のことでありました。
アタシは、赤茶色のバッグを持ちまして円座町の近辺に行ってみました。
この時、クソッタレの家の玄関には『忌中』のステッカーが貼っていたので、不幸ごとがあったのではないかと思っていました。
アタシは、キンリンに住んでいる奥さまから事情を聞くことにしました。
「あのー。」
「何でしょうか?」
「こちらの家は、忌中ですよね。家族のどなたが亡くなられたのでしょうか」
「詰田川の河川敷で、ひろむさんの新しいお嫁さんがレイプされて亡くなったのよ…あんた知らないの!?」
「いえ。」
「と言うよりもね…どうみてもひろかずの家があやしいと思っているのよ!!」
「あやしい?」
「アタシね…あの日の夜に…ひろかずの両親とひろかずが家からビニールシートでおおわれたひろむさんの新しいお嫁さんの遺体を運び出しているところを見たのよ!!ケータイの動画で撮影したのよ!!近いうちに動画アプリにアップしようかと思っているのよ!!」
どうしてそんな恐ろしいことを…
近所の奥さまは、アタシにこう言いました。
アタシは、赤茶色のバッグを持ちまして円座町の近辺に行ってみました。
この時、クソッタレの家の玄関には『忌中』のステッカーが貼っていたので、不幸ごとがあったのではないかと思っていました。
アタシは、キンリンに住んでいる奥さまから事情を聞くことにしました。
「あのー。」
「何でしょうか?」
「こちらの家は、忌中ですよね。家族のどなたが亡くなられたのでしょうか」
「詰田川の河川敷で、ひろむさんの新しいお嫁さんがレイプされて亡くなったのよ…あんた知らないの!?」
「いえ。」
「と言うよりもね…どうみてもひろかずの家があやしいと思っているのよ!!」
「あやしい?」
「アタシね…あの日の夜に…ひろかずの両親とひろかずが家からビニールシートでおおわれたひろむさんの新しいお嫁さんの遺体を運び出しているところを見たのよ!!ケータイの動画で撮影したのよ!!近いうちに動画アプリにアップしようかと思っているのよ!!」
どうしてそんな恐ろしいことを…
近所の奥さまは、アタシにこう言いました。

