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とし子の悲劇
第1章 とし子の悲劇

「武方さん!!それだったらアタシを自由にしてよ!!アタシはね!!あななクソッタレダンナと結婚することは最初からイヤやったのよ!!イヤやったのよ!!前の職場にいた時のカレと結婚したかったのに、どうしてカレの家に行ってあななクソッタレのために別れてくれと言いに言ったのよ!?アタシはね!!カレとアタシを別れさせたことに激しいうらみを抱いているから…悪いことをしたと思ってはるのだったらアタシに土下座してあやまってよ!!」
「あやまるよぉ…だけどあのときは、としこさんが付き合っていたカレは…まだ若いからチャンスがあると思って…」
「武方さん!!それがひとに対してあやまる態度なのかしら!?」
「だから、あの時は雄一郎さんがかわいそうだったから…」
「はがいたらしい(あつかましい)わね!!武方さん!!これ以上クソッタレをヨウゴし続けるのであれば、裁判所へ訴えるわよ!!」
「分かっているよぉ…だけどね…雄一郎さんは…」
武方さんが、雄一郎さん…いいえ、クソッタレのことを矢継ぎ早に出してきたので、アタシは思い切りキレてしまいました。
「あやまるよぉ…だけどあのときは、としこさんが付き合っていたカレは…まだ若いからチャンスがあると思って…」
「武方さん!!それがひとに対してあやまる態度なのかしら!?」
「だから、あの時は雄一郎さんがかわいそうだったから…」
「はがいたらしい(あつかましい)わね!!武方さん!!これ以上クソッタレをヨウゴし続けるのであれば、裁判所へ訴えるわよ!!」
「分かっているよぉ…だけどね…雄一郎さんは…」
武方さんが、雄一郎さん…いいえ、クソッタレのことを矢継ぎ早に出してきたので、アタシは思い切りキレてしまいました。

