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とし子の悲劇
第1章 とし子の悲劇
それから20分後に、合同結婚式のイベントが終わりましたので、アタシたち家族は公園内にあります観光センターの建物の2階にありますレストランに集まっていました。

少し遅れて、主役のふたりがアタシたち家族が座っている席にお越しになりました。

「けいすけくん(雄一郎さんのいとこの名前)、最高の結婚式だったね…おめでとう。」

雄一郎さんのお父さまは、にこやかな表情でけいすけさんの結婚式を祝いました。

けいすけさんは「おじさま、ありがとうございます。」とにこやかな声であいさつをしました。

このあと家族みんなで、けいすけさんのおのろけ話で盛り上がっていました。

しかし、雄一郎さんのお兄さまの桂一郎さんがおもしろくない表情をしていたので、雄一郎さんのお父さまは桂一郎さんにこう言いました。

「まあ桂一郎、けいすけの慶びの日なのだから、祝福してあげてや…桂一郎にも、すてきなお嫁さんは来てくれるよ…お父さんはね、じっと待っていたから自然にお嫁さんが来てくれたのだよ…うちには、としこさんがいるのだから…いいじゃないか。」

雄一郎さんのお父さまは、過度にやさしい声で桂一郎さんに言いました。

お母さまも過度にやさしい声で『としこさんは家のためにみそしるを炊いてくださって、掃除洗濯からきょうだいたちの散髪まで何でもこなせるいい嫁さんよ…』と言うていました。

それって、アタシがいるから桂一郎さんにお嫁さんは必要ないと想うわと言う言い方じゃないのとアタシは思っていましたが、義父母さまがアタシを過度にほめまくっていたので、アタシはテキトーに応えるより他はありませんでした。
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