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とし子の悲劇
第1章 とし子の悲劇
『じっと待っていれば、結婚相手は自然に来てくれるよ。』

それって、どういう意味なのでしょうか?

義父母は、桂一郎さんにそのように言うてはいますが、アタシの考えとしては義父母はそのうちどうにかなるからとのんきにかまえていると思っています。

義父母は、桂一郎さんに恋人ができたのはいいけれども、恋人にふられて傷ついてしまった姿をみるのがイヤなことと動いたら失敗してしまうからじっと待っていた方が安全だから…と解釈しているのではないのでしょうか?

しかし、義父母の考え方にはムジュンしている点があると思っています。

義父母の世代は近所にお見合いの世話をして下さる仲人さんがご近所にいたので、じっと待っていても結婚のチャンスがあったから自分の子供もそのうちになると思っていました。

義父母は、じっと待っていれば神さまが身の丈に合うお相手を選んでくれるとは言うけど、それだけではダメだとアタシは想う…

知人や職場の上司や学校時代の恩師などにお見合いを頼むか、結婚相談のお店を活用するかお見合いイベントに参加するか…

結婚相手に出会う方法は他にもあると言うのに、義父母は神頼みに任すと言いはっているので、桂一郎さんは次第に心がヒヘイしていたのでありました。
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