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とし子の悲劇
第1章 とし子の悲劇
7月30日の正午前のことでありました。

武方さんは、桂一郎さんに一緒にお弁当を食べませんかと言いまして、お昼ごはんに誘いました。

昼休みに、桂一郎さんは武方さんと一緒に給料引きの約束で注文をしましたお弁当を持って工場の近くの公園に行きました。

桂一郎さんと武方さんは、ベンチに座ってお弁当を食べていました。

武方さんは、おべんとうの中に入っているミートボールを食べながら「ごほうびをあげようと思って…」と言うてから、桂一郎さんにこう言いました。

「桂一郎さん、この20年間安いお給料であるのにもかかわらずに、1日も休まずに文句ひとつも言わずによくがんばってきたから…そろそろごほうびをあげようかなと思っているのだよ。」

桂一郎さんは、武方さんが大きな口を開けてお弁当のミートボールを食べながらごほうびをあげようかと言いましたので『大きい口をあげてごはんを食べながら言う言葉か!?』と言う表情で怒っていました。

武方さんは、桂一郎さんにこう言いました。

「桂一郎さん、ごほうびが出るのだよ。」
「ごほうびって…何なのですかそれは!?」

桂一郎さんは、多少ムッとした表情になっていたので、武方さんは多少あつかましい声で桂一郎さんにこう言いました。

「桂一郎さん!!普通だったらうれしい表情をするのじゃないかな!?何でそんなあつかましそうな表情をするのだ!?ごほうびはほしくないのか!?」
「何なのですかその言い方は!?ぼくが運送会社に入社した時に通勤手当てを出すとか言って、1円も手当てを出さなかったくせに、今ごろになってごほうびだなんて…ムジュンしているよ!!」
「だから、あの時は手当てを出したかったのだけど、資金繰りに失敗して借金がたくさんあったのだよ…悪かったと思っているよ…今度こそはきちんとごほうびを与えるから。」
「またそななくそたわけたこといよるわ…」
「何だねその言い方は!?ごほうびをもらえると言うことに感謝しなさい!!」

桂一郎さんはムスッとした表情になっていましたので、この時武方さんからのごほうびの内容を聞く気にはなれませんでした。

武方さんは、ごほうびの内容を伝える前に改めて桂一郎さんに今後の人生をどのようにしたいのかをたずねてみました。

武方さんからの問いに対して、桂一郎さんは『恋人を作って結婚がしたい。』と伝えていました。
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