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とし子の悲劇
第1章 とし子の悲劇

5
7月4日に禎二さんの奥さまがレイプされて亡くなった事件が発生して以降、クソッタレの家の家族関係が少しずつ音を立ててきしみ始めていました。
事件から3週間後に、家庭内がより深刻な事態におちいってしまいましたので、どうやって解決をして行けばよいのか分からなくなっていました。
もう一度、クソッタレの家の家庭問題を繰り返して書くようでございますが、健一郎さんは高校卒業検定に合格しまして、そこから大学入試をうけて松山の大学に行ったのに、1回生のまま休学を繰り返した挙げ句に中退で、中学卒業しか学歴がないことに腹を立てて部屋の中にひきこもりになってしまいました。
クソッタレも、今治造船に入社したこととアタシと結婚したことを『武方さんが勝手にぼくの進路を決めたので許さない!!』と腹を立てて家出をしまして行方をくらませていました。
桂一郎さんは、どんなにがんばって働いてもお給料が上がらないのをがまんして働いていましたが、ここへ来まして会社の待遇面の不満を口にするようになってしまったし、義父も『仕事にほこりが持てない!!』と言うて1日中キッチンドリンカーで浴びるように酒をのむようになってしまいました。
義母は、救急搬送から5日後に目を覚ましましたが、毎日のようにさみしい表情をするようになってしまいました。
そんな中で、武方さんは桂一郎さんがお給料が安いのをがまんして1日も休まずに出勤をしてがんばって仕事を続けて来たので、そろそろどうにかしてあげたいと思っていました。
7月4日に禎二さんの奥さまがレイプされて亡くなった事件が発生して以降、クソッタレの家の家族関係が少しずつ音を立ててきしみ始めていました。
事件から3週間後に、家庭内がより深刻な事態におちいってしまいましたので、どうやって解決をして行けばよいのか分からなくなっていました。
もう一度、クソッタレの家の家庭問題を繰り返して書くようでございますが、健一郎さんは高校卒業検定に合格しまして、そこから大学入試をうけて松山の大学に行ったのに、1回生のまま休学を繰り返した挙げ句に中退で、中学卒業しか学歴がないことに腹を立てて部屋の中にひきこもりになってしまいました。
クソッタレも、今治造船に入社したこととアタシと結婚したことを『武方さんが勝手にぼくの進路を決めたので許さない!!』と腹を立てて家出をしまして行方をくらませていました。
桂一郎さんは、どんなにがんばって働いてもお給料が上がらないのをがまんして働いていましたが、ここへ来まして会社の待遇面の不満を口にするようになってしまったし、義父も『仕事にほこりが持てない!!』と言うて1日中キッチンドリンカーで浴びるように酒をのむようになってしまいました。
義母は、救急搬送から5日後に目を覚ましましたが、毎日のようにさみしい表情をするようになってしまいました。
そんな中で、武方さんは桂一郎さんがお給料が安いのをがまんして1日も休まずに出勤をしてがんばって仕事を続けて来たので、そろそろどうにかしてあげたいと思っていました。

