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第1章 とし子の悲劇

行方不明になっていました信金の女性職員さんは、納屋の中で恥ずかしい姿にされた上にボロボロに傷ついて亡くなっていました。

愛媛県警の捜査１課の警察官は、納屋の中を調べていましたが、思い当たる証拠が見つからずに苦戦を強いられていました。

そんな時でありました。

「警部!!ありました!!」
「どうした!?証拠は見つかったのか!?」
「容疑者がかぶっていました恐ろしい覆面が見つかりました!!同時に、容疑者の男の勤務先も分かりました!!」

この時、恐ろしい覆面をかぶった男のグループのリーダーの男が武方さんが経営している運送会社の従業員さんではないかと言う疑いが出始めていました。

証拠が不十分な上に根拠が全くないのに、県警の捜査１課の課長が記者会見で『西条市の武方運送の従業員の男数人をレイプ殺人事件の容疑者と断定したので、警視庁と道府県の警察本部にお伝えしました。』と言うたあとすぐに記者会見を終えて立ち去りました。

愛媛県警の本部は、トントン拍子で捜査を進めて武方さんの会社の従業員さんたちに逮捕状を発行して容疑者逮捕に踏み切ろうとしていました。

愛媛県警がより過激な行動に踏み切ったことが原因で武方さんが経営している会社はより強力な痛手を喰らってしまいました。