パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 とし子の悲劇

９月８日のことでありました。

アタシは、空いている時間を利用いたしまして、バスを乗り継いで周桑病院まで行きまして、義母のお見舞いに行きました。

この時、義母は激しくやせ細っていまして、言葉がうまく話せないほど病気が進行していました。

担当の医師の話によりますと、義母は９月７日頃に血圧の最大値が一時40以下にまで低下をしていたことが伝えられましたので、もうそんなところまで病気が進行しているのだと思っていました。

それなのに、健一郎さんは合コンで知り合った女性と逃げまして行方不明になっていましたし、雄一郎さんも雄一郎さんで本当に好きな女性と結婚したかったと言いまして、がまんできなくなりまして本当に好きだった女性を連れて行方不明になっていました。

義父は、キッチンドリンカーにおちいった直後から浴びるように酒をあおる日々を続けてきましたので、心身ともにボロボロになっていました。

さらにその上に、義父が保証人になっていました義父の友人の借金免除の申請につきまして、裁判所から脚下の判断が下されたので、免除を受けることができませんでした。