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とし子の悲劇
第1章 とし子の悲劇

10月23日のことでありました。
次兄は、三原市郊外にある福祉施設に入所をしましたので、今後はヘルパーさんのお世話になりまして生活をして行くことになりました。
アタシは、10月22日に次兄を見送った後、すぐに新居浜へ帰りました。
その間に、武方さんが経営していました運送会社は、武方さんの放漫経営が原因で破産をしまして、武方さんと家族はとうとう表に出ることができなくなりました。
そして、桂一郎さんも家出をして行方不明になってしまいました。
アタシは10月23日の午後に、壬生川にあるお寺さんに行きまして雄一郎さんのお母さまの遺骨にお参りをしました。
お参りを終えて、新居浜へ帰ろうとしていた時でありました。
遠くでハンショウが鳴っていたのを聞いたアタシは、恐ろしい黒い煙がもくもくと上がっているのを見たのでありました。
もしかしたら…
アタシは、赤茶色のバッグを持って煙が上がっている現場へ向かいました。
そしたら…
クソッタレの家が、激しい炎に包まれていました。
次兄は、三原市郊外にある福祉施設に入所をしましたので、今後はヘルパーさんのお世話になりまして生活をして行くことになりました。
アタシは、10月22日に次兄を見送った後、すぐに新居浜へ帰りました。
その間に、武方さんが経営していました運送会社は、武方さんの放漫経営が原因で破産をしまして、武方さんと家族はとうとう表に出ることができなくなりました。
そして、桂一郎さんも家出をして行方不明になってしまいました。
アタシは10月23日の午後に、壬生川にあるお寺さんに行きまして雄一郎さんのお母さまの遺骨にお参りをしました。
お参りを終えて、新居浜へ帰ろうとしていた時でありました。
遠くでハンショウが鳴っていたのを聞いたアタシは、恐ろしい黒い煙がもくもくと上がっているのを見たのでありました。
もしかしたら…
アタシは、赤茶色のバッグを持って煙が上がっている現場へ向かいました。
そしたら…
クソッタレの家が、激しい炎に包まれていました。

