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第2章 とし子の悲劇・第２部

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アタシがクソッタレの雄一郎の家と離縁をしてから６ヶ月後のことでありました。

アタシは、雄一郎さんと離婚をしまして雄一郎さんの家とも離縁をした後はキャリアが全てで生きて行こうと考えていましたが、三原市の実家の両親からのすすめで神辺(広島県福山市)に住んでいるアタシの父の旧友の家の長男さんであります章介さん(35歳)と再婚をして、もう一度結婚生活をやり直せと言われたので、章介さんと再婚をすることにしました。

アタシは、クソッタレの雄一郎と離婚した後はキャリアが全てで生きて行こうと決意をしたと言うのに、両親の言いなりになりましてしぶしぶ再婚をしたので、気持ちはなおもギスギスしたままになっていました。

アタシは、2015年６月末にクソッタレの雄一郎と離婚をしたことが確定したのを受けて、福山市神辺町道上にあります章介さんの家の住所に再入籍をしました。

挙式披露宴については、アタシと章介さんが『めんどくさいから挙げたくない!!』と言っていたので、入籍の手続きだけで間に合わせました。

章介さんの職業は、福山市内にあります鋼鈑(こうはん)メーカーの製造工場の現場主任でありましたが、年収がどれくらいあったのかは分かりませんでした。

章介さんの年収がいくらか分からない…と言うよりもアタシは章介さん…いいえクソッタレの章介の年収には期待していないので、共稼ぎを選びました。

アタシはこの時、フジグラン西条のパン屋さんでバイトをしていた時にお世話になられた人からの紹介で、フジグラン神辺の中にあるマックでバイトを始めることにしました。

アタシは、午前中の３時間はマックで、午後１時から４時までの３時間を近くにありますフィッタ(フィットネスクラブ)のアメニティの仕事をかけもちして働いていました。

それでもまだまだ十分な収入とは言えないので、夜の４～５時間を国道182号線と486号線が交わる交差点付近にありますセブンイレブンでバイトをすることにしました。