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純愛ハンター
第9章 裁き9、プリティベイベー
「あ、あの…本を読んでるので…ん…あぁっ!」

身体を硬く強張らせ、

「感じてなんてないです…あぁ…!う…」

顔を歪めて啓太から背け、

「嫌…それは嫌ぁっ…」

嫌々ながらも恐怖心からしぶしぶ啓太に従う…。
しかし…

「あぁ…ダメですっ!ソコはっ…ソコをそうされたら…あぁ…!変になっちゃうから…」

直接的な性的快感に負けてある一線を越えると…

「お父様っ…あぁ、そんなトコ…汚いから…あ…そんなっ…意地悪しないでください…」

一転して従順になってしまい…

「あっ!ああぁっ…!ソレっ…!や、止めないでっ…!」

そのうちすっかり快感に呆け…不本意ながら自ら求めはじめ…

「真紀っ…!私の可愛い子猫ちゃん…絶対に逃がさないよ…真紀は一生私のモノだ…いいだろぉ?」
「ああぁ~っ!お父様の…すごく気持ちイイ…です…あぁうっ!」
「真紀…お父様は今人生でとても大変な局面に立たされているんだ…はぅっ!真紀がいないと絶対に乗り越えられない試練なんだ…あぁ、だから真紀っ…!お父様をたっぷり…慰めてくれよっ!」
「ああぁっ…!お父様…あぁ~っ!んっ…!ん…んぁ…」

まだ少女のあどけなさが残る真紀の顔が啓太の生臭い精で目いっぱい汚され…

「ううっ…お父様…私もう…こういう事やめたいです…グスっ…」

最後には酷い自己嫌悪に陥る…。
…という筋書きに丁寧に沿いながら、真紀は冷静に“普段どおり”装って啓太をひと通り受け入れた。
啓太はうつぶせになって泣く真紀を、

「僕の可愛い子猫ちゃん…そんな風に泣かないでくれよ…?僕まで悲しくなってしまうだろぉ…?」

そう言って背中からそっと抱きしめた。

(フンっ…!イイ気味だ…私の身体を貪れば貪るほど追い込まれているとも知らずに…でも、お姉さまと玲子さんの言う通りだ…女がしっかり“演技”をすれば見破れる男なんていない…って)


1週間前、お嬢は父親への復讐計画についてこう語っていた。

「私はクソ親父をただ因果応報的に殺すだけでは気がおさまらない…身ぐるみ剥いで全てを公にぶちまけて紅蓮の炎に焼かせて社会的に抹殺してやりたいんだ…!」
「それは私も同意です!お父様には心から絶望しながら死んでもらいたいと思ってます…」
「でも、もしそうなったら真紀…アンタと母親は今までみたいな暮らしは出来なくなるけど…それでもイイの?」
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