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完熟の森
第19章 可愛い大人
「雫?」


「もう、来ないで。恥ずかしいから」


可愛い…


マジでこれは可愛くて食べたくなった。


僕はベッドに腰掛けた。


「雫。こっち向いて」


雫はぶんぶんとうつ伏せのまま首を横に振った。


「見たいなら見ればいい。俺は雫のものだろ」


僕は雫の耳元で言った。


雫がチラッとこっちに顔を向けた。


僕は覗き込んで、雫を見て小さく笑った。


雫の髪を撫で、雫の頭にキスをした。


可愛い僕の雫だ。




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