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完熟の森
第20章 恋人 1

「小嶺先生、素敵な男性とご一緒ですね」


どこぞの女性がニコニコと雫に話しかけてきた。


「ふふ、イイ男でしょ。私の恋人なの」


雫は僕を自慢していた。


だから僕はかなり嬉しくなった。


良かった。


僕はやっぱり雫の恋人でいいんだ。




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