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完熟の森
第21章 恋人 2
パーティーが無事終わり、部屋に戻った。


部屋がゴージャス過ぎて雫が美し過ぎて夢の中にいるみたいだった。


僕はジャケットを脱ぎ、雫を抱き寄せた。


「もうキスしていい?」


そう聞いたら、雫は頷いた。


「キレイだよ。雫」


酒のせいか、僕は饒舌になっていた。

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