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完熟の森
第21章 恋人 2
僕の舌は内腿からつま先まで這う。


雫はまだかまだかと腰を浮かす。


雫を見つめながら両脚首を揃え持ち、
ゆっくり脚を開き、総レースの下着の縁を指でなぞる。


雫は期待の目で僕を見つめた。


でも僕の指はまだ雫のには触れない。


近くを行き来するだけだ。


我慢仕切れず雫がとうとう強請した。


「お願い、千晶触って」


僕はその言葉を待っていたんだ。


僕は満足して笑みが洩れる。


人差し指で下着の上から雫のに触れるとビクンとまた雫の体が悦んだ。



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