この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
完熟の森
第28章 君を乗せて
「ひゃあ~」


雫がガタガタ道に叫んだ。


「大丈夫、しっかり捕まって」


腰にあった雫の手がギュッと力が入った。


ようやく森を抜け、舗装された道路に出ると、雫の手が緩んだ。


自転車は真っ直ぐ走り出す。


「千晶、私自転車乗るの10年振りぐらい」


自転車は風に乗って夕暮れの中を加速した。


「気持ち良い」


「毎日でも乗せてやる」


雫は僕の腰に回した手を少し握り直し、僕の背中に頭をもたれた。




/600ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ