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第30章 深まる時と愛情表現

風呂から上がり、着る物がないから、備え付けの陳腐なバスローブを着て僕はミネラルウォーターを一気に飲んだ。


長い風呂場で相当僕の体から水分が奪われていた。


雫は缶ビールを飲んでいた。


ソファーに座りテレビのリモコンを押したら、くだらないけど笑える番組をやっていた。


僕はテレビに夢中になっていた。


雫はビールを飲みながら、西瓜が食べたいとか花火がしたいとか話していたから、僕はうんうんと適当に相槌を打っていた。