この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
完熟の森
第32章 祭り 1
「雫、俺そんなに違う?」


金魚すくいの屋台から離れて歩きながら雫に聞いたら、雫はクスクス笑ってるだけだった。


また何人か知ってるヤツと会ったが誰も僕に声を掛けてこなかった。


「雫、知ってるヤツみんな俺に気づかない」


「色男だからよ」


雫はまたクスッと笑った。


たまたま、子供の玩具を並べている屋台に小さな手鏡がある事に気づき、近寄って何気に覗き込んだ。


鏡には顔しか映らず、いつもの見慣れた僕の顔でガッカリした。


雫は僕の様子を見てまたクスクス笑ってた。



/600ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ