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完熟の森
第32章 祭り 1
僕は目の前に運ばれたグラスを手に取りゴクゴクと飲んだ。

グラスにはピックに刺さったオリーブしか残っていなかった。


「千晶!」


雫が僕の肩を掴んだ。


喉が火傷する程熱く、むせかえりそうになったが堪えた。


体の中が一気に熱くなった。


「カクテルは少しずつ飲むものよ。
私、千晶を抱えては帰れないからね。もう飲んじゃダメよ」


僕は子供扱いされて最悪の気分だ。


花火の一発目が上がると目の前に一瞬の花が咲いた。


雫の目にそれが映って綺麗だった。


最悪な気分なのに雫は綺麗に思えた。




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