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完熟の森
第33章 祭り 2
その後、雫お手製のレモネードを飲み、リビングで勉強を始めた。


一時間くらい経っただろうか、雫がのそのそ起きてきた。


「おはよう」


「おはよ、千晶早いのね」


「目が覚めちゃってさ」


雫は寝ぼけたままバスルームに向かって行ってしまった。


金魚にはまだ気づいていない。


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