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完熟の森
第39章 甘える雫
「何で泣く?」


「・・・・」


「俺、全部実行するから。雫が望む事何でもする。
だから、楽しみに待ってて」


雫は泣き顔で僕を見て小さく笑った。


その顔が僕の胸にぐっと突き刺さった。

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