この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
るりいろ(MILK &honey後日談)
第2章 俺のせい……。

……なのに。
なんで、この免許……?
「るり……どしたの、それ……?」
教習所の話は時々聞いたけど、バイクの免許取ってたなんて、聞いてねー……。
「……光は大型の免許だから、見たことなぁい?普自二は、普通自動二輪免許の事だよ?」
「や、それは知ってるけど……なんで、バイク……」
「なんで?だって、四輪と二輪を同時に申し込むと、別々に取るより安くなるんだよ?」
「そういう事じゃ」
軽口を叩くみてーにふわふわ喋ってたるりが、口をつぐんで、深呼吸した。
「……免許、取ったから。光が乗せてくれなくっても、自分で乗れる様になったんだもん」
「……俺のせい?……俺のせいで、そんな事思うようになったの?」
「違うよ。光の『せい』じゃなくて、光の『おかげ』だよ」
るりは俯いて、うっすら笑った。
「教習の間、すごく楽しかった。今まで、街でバイク乗ってる人見てもなんとも思わなかったし、うるさくしてるの見たりしたら、イヤだなーと思う位だったけど……走ってみたら、車とかとは全然違って、こんな乗り物有るんだ!って思った。光がウキウキしてた気持ちが、とってもよく分かった」
「……それ……それって全部、俺のせいって事じゃん……!!」
泣きそうになってる俺を見て、るりが溜め息を吐いた。
そして、感情的になるのを堪えてる様な、ひどく固い声で言った。

