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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第9章 月夜に、輝く池のほとりで
 確か、ソン尚宮からきつい叱責を受けたのは入宮してまもない日だった。大妃殿の共用厠の掃除が行き届いていなかったと、いきなり弁解の暇も与えられず頬をぶたれたのだ。





―まさか、あのことで大妃さま直々に叱られるとか?
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