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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第27章 心に走る漣(さざなみ)
 華嬪が大きな瞳を輝かせた。




「浪漫的(ロマンティック)な話ね」



 夢見る少女は白い頬を紅潮させている。



 そこでセリョンは空を仰いだ。五月も末近くなり、日中は初夏のような陽気だ。気温も今はかなり高くなっている。強い陽差しは身体が弱いという華嬪には良くないだろう。
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